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カテゴリ:石のお話( 14 )

ユナカイト

春の訪れを感じさせる石。
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グリーン色のエピドート(緑簾石)と、サーモンピンクのフェルスパー(長石)が、
草原に花が咲いたような印象を漂わせる混合石です。
アメリカの産地からついたようですが、名前もなんだか可愛い感じ。
他にもクォーツ(石英)など複数の鉱物で構成されています。

以前どこかで撮った写真ですが、なんとなくこんなイメージ。
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複数の要素が混ざり合うと、パワーも連鎖するようですが、
ユナカイトは、癒しやリラックス効果など、ヒーリング作用があるようです。
どことなく絵画的で優しさを感じる色合いが、そうさせているように思います。

春先に出すアイテムを考えていたら、パッと目に止まりました。
個人的にはどちらかというと眺めていたい感じのする石ですが、
何粒かペンダントにしてみようと思います。
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窓から時折日は射すものの、もうずっと寒過ぎる日が続いています。
寒さにとくに弱い私にとっては、不調と憂鬱の多い季節…。
制作に向き合うのも、この時期なかなか大変だったりするのですが、
その分、あれこれ構想を練ってみたり。
変に焦る気持ちを抑えつつ、気休めのお手製シナモン入り生姜紅茶を飲んで、
心身ともに春を待ちわびています。
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by laulaa | 2011-01-31 18:15 | 石のお話 | Trackback | Comments(0)

turquoise

【12月の誕生石】「トルコ石(土耳古石)」

鮮烈な空の青色が印象的な、最古からある宝石のひとつです。
ポピュラーなイメージの爽快なスカイブルーから、ジャングルを思わせるグリーンまで色幅があり、
鉄と銅の含有量で色味が変化するようです。
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インディアンジュエリーにも多く使われ、国によってそのパワーは少しずつ違いますが、
護符として活用されることが多いようです。
旅のお守り、邪悪なものや病気から身を守る、勇気を与え成功に導くなどといわれています。
蜘蛛の巣のようなネットの模様があるものは、とくにパワーが強いされ、
そして何故だか、人から贈られた方がパワーが増すとされています。
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最上級のものはイラン産のスカイブルー。
トルコで産出するわけではなく、商人がイランやエジプトからトルコを経由して運んでいたことから、
トルコ石と呼ばれるようになったという一説があります。
その他の代表的な産地は、グリーンがかった石が採れるアメリカで、
蜘蛛の巣のような網目が細かく張り巡らされているスパイダー・ウェブが価値が高いとされています。

色味の強さとはうらはらに、硬度が低くて、多孔質で水分を吸収しやすく、
また紫外線や熱によって褪色やひび割れなども起る、デリケートな性質です。
そういうことから、表面コーティングの他、樹脂などの無色材の含浸が行われている場合が多く、
人工処理度の高い宝石です。
また、着色ハウライトなどのイミテーションが非常に多く出回っています。

私自身、空があまりに青いと眩し過ぎて気後れしてしまうのですが、
同じようにターコイズに対する印象も、時にそんな感じだったりします。
石にもよりますが、空よりも、南国の海の水面や珊瑚礁を思い浮かべることが多かったりもします。
今まで制作に使用したことはありませんが、
ごくたま〜にターコイズはないの?と聞かれることがありますので、
機会がありましたら、少しだけ取り入れてみようかな?と思います。

もう迎えられた方もこれからの方も、12月生まれの方、お誕生日おめでとうございます。


今年の1月から毎月コラムみたいな感じで書いてきました、誕生石のご紹介はこれで終了です。
何か石に関することを書きたいなぁと思って始めましたが、
考えてみれば、誕生石は宝石としての扱いの石がほとんどで、
普段の出展販売では出していないものがほとんどになってしまいました。
また今後、制作に使用した石のご紹介などもできたらいいなと思います。
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by laulaa | 2010-12-23 10:47 | 石のお話 | Trackback | Comments(0)

topaz

【11月の誕生石】「トパーズ(黄玉)」

その透明感と星のようにきらめく輝きで、古代より世界各地で親しまれている宝石です。
黄水晶のシトリンをトパーズ・クォーツやリオグランデ・トパーズの名で呼んだりするため、
混同されることもあるようですが、輝きや透明度の差は歴然です。

トパーズは成分中に含まれる水とフッ素の量加減で、OHタイプとFタイプの2種に分類されます。
硬度の高い石ですが、完全な劈開(一定方向に割れやすい性質)があり、衝撃に弱い一面があります。

OHタイプには、やや赤みがかった黄金色のインペリアル・トパーズや、ピンクトパーズがあります。
トパーズの中でも価値が高いとされるのは、
シェリー酒のように複雑で誘惑的な色合いのシェリーカラーのインペリアル・トパーズや、
人為的な改良の行われていない、希少な天然のピンクトパーズです。

Fタイプには、ブルー、ホワイト、イエロー、ブラウンのカラーがあります。
ポピュラーなブルートパーズは、天然のものは無色に近い淡青色で、
青みを少しでも濃くするためにほとんどが放射線照射トリートメントが行われており、
昔から代用品にされるなどアクアマリンにとてもよく似ています。

こちらは、ちょっと大人っぽい色味のブルー、ほんのりとしたシャンパンピンク、
ホワイトカラーのルースです。
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近年では、前述のような照射処理の度合いで、
ロンドン・ブルー(深め)やスイス・ブルー(明るめ)などの名で呼ばれる、
ブルートパーズが多く流通しているようです。

インペリアル・トパーズは、展覧会でしか実物を見たことがありませんが、
イエロー、オレンジ、ピンク、ブラウンと角度によって色々な色が輝き、
何色と一言で言えないファンタジックさに魅了されました。
一方、比較的身近なブルー・トパーズやホワイト・トパーズは、都会的でクールなイメージ。

トパーズのビーズ加工されたものは所有しておりませんので、商品として制作したことはありません。
今後機会がありましたら、またご紹介できればと思います。

もう迎えられた方もこれからの方も、11月生まれの方、お誕生日おめでとうございます。
来月、12月の誕生石は「トルコ石(土耳古石)」です。
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by laulaa | 2010-11-16 01:15 | 石のお話 | Trackback | Comments(0)

opal

【10月の誕生石】「オパール(蛋白石)」

絵画のような色彩に、ちらちら・ゆらゆらと色が煌めくイリデッセンス。
夢現つのようでいて、鮮烈に瞳の中に残る印象の石です。

オパール特有の遊色効果(プレイ・オブ・カラー)を示すものは総して、
プレシャスオパールと呼ばれます。
最も高価とされているのはブラックオパールで、
黒地に現れる色斑のうち、赤斑が多いほど価値が上がります。
その他、ホワイト、ウォーター(地が無色透明)、ファイア(オレンジ・赤系色)、
ボルダーオパールがあります。
主な産地は、メキシコやオーストラリアなど。

遊色効果が魅力的で、現代では多くの人に好まれ親しまれていますが、
昔は時代毎に、人気の浮き沈みがとても激しい宝石でした。
最も人気が高かったのは、古代ローマ時代。
幸せを運ぶ希望の石として、また、愛の象徴として恋愛成就のお守りにもなっていたようです。
その反対に、18〜19世紀では、不幸を招く石として忌み嫌われていました。
オパールを愛する小説のヒロインが、角度によって色を変えるオパールになぞらえて、
次々と不幸に見舞われるという内容が災いしていたようです。

多くの宝石は、規則正しく原子が結合した結晶ですが、
オパールはそうではないものの代表で、ガラスと同じ非晶質です。
珪酸が硬化して形成されたもので、
遊色効果は、その特殊な球状粒子の配列に起因するものと考えられます。
また、水分を通常5〜10%含んでいるため、乾燥するとひび割れたり、
硬度が低いという弱点があります。

こちらは、見ているだけで南国の海の中にいるような気分になれる、ボルダーオパール。
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様々な色合いのブルー・グリーン系色がとても美しい石。
オパール層が薄く、褐鉄鋼母岩と一緒に様々な形に切り取られるので、
自然味あふれる感じがして、それがまた素敵です。

一方、あまり馴染みがないかもしれませんが、遊色効果を示さないものもあり、
総してコモンオパールと呼ばれます。
綺麗な色合いのものが多く、どことなくぽってりとしていて艶があり、
やはり見た目に自然な感じが醸し出されていると思います。

コモンオパールは、ビーズ加工されたものがたくさんあります。
様々な色があるので、ここからミニオパールギャラリーをどうぞ。

blue & white
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爽快なブルー。
自然な模様が、やっぱり海っぽいイメージです。

yellow & ivory
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とろんとした蜜のような石。
ところどころ乳白色がかっています。

fire & ecru
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ファイアーオパールとして販売されていますが、宝石のものとはまた違います。
オレンジ・レッド系に、キラッとした部分がある粒が少しだけあります。

pink
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キュートな印象のぽってりピンク。
不透明なものが多く、艶があって乳白色がかっていて、甘い感じです。

オパールは好きな石で、つい集めてしまいます。
最近はピンク色のコモンオパールで、ペンダントとブレスレットを制作・販売しましたが、
価格的なこともあり、あまり商品には使っていませんでした。
機会があれば、またこれからも取り入れていきたいと思います。

もう迎えられた方がほとんどになりますが、10月生まれの方、お誕生日おめでとうございます。
来月、11月の誕生石は「トパーズ(黄玉)」です。
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by laulaa | 2010-10-27 18:39 | 石のお話 | Trackback | Comments(0)

sapphire


【9月の誕生石】「サファイア(青玉)」

サファイアの語源が青を意味するとおり、青色の象徴ともいえる宝石です。
静寂でいて、世のすべてを見通し、憂いを包み込む力強さを感じます。
平和を願う人の心から、そっと悲しみを吸い取ってくれるのです。

中世ヨーロッパを中心に、ローマ法王をはじめ、聖職者の指に輝く宝石でもありました。
また、王者の王冠にも数多く用いられていました。
幸せを運んでくれるというイメージに加え、誠実さや徳望を現す聖なる石でもあったのです。

ルビーと同じコランダムという種族の石で、成分は酸化アルミニウムです。
もともとは無色で、赤い変種のみをルビーと呼び、その他はすべてサファイアとされます。
一般的には鉄とチタンに起因した青をさしますが、その他様々なカラーがあります。
パパラチアという蓮の花のつぼみを意味するピンクがかったオレンジ、
ピンク、イエロー、グリーン、ホワイト、ヴァイオレットなど。
最高級とされているのは、コーンフラワー(矢車草)ブルーと呼ばれる青色です。

ルチルのシルクインクルージョンを包有する石をカボションカットすると、
スター(アステリズム)が現れ、スター・サファイアと呼ばれます。

こちらは、ホワイト・スター・サファイアで制作したリングです。
(石の質は良くありませんが…。)
スターを撮影しようと思ったのですが、強い光が必要なのに対し、
光が強過ぎると白く飛んでしまうので、上手く撮れませんでした。。。
雰囲気だけでもどうぞ。
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ビーズ加工されたものは、ほぼ不透明で濃青色のものが多いです。
(こちらも艶やカットの感じが黒く沈んでしまって上手く撮れませんでした。。。)
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こちらは個人的にコレクションとして持っているので、
今のところ商品化する予定はありませんが、オーダーいただいた場合は対応します。

いつもながら月末アップになってしまい(汗)、今月もあと2日となりましたが、
9月生まれの方、お誕生日おめでとうございます。
来月、10月の誕生石は「オパール(蛋白石)」です。
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by laulaa | 2010-09-28 16:31 | 石のお話 | Trackback | Comments(0)

peridot

【8月の誕生石】「ペリドット(かんらん石)」
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新緑、マスカット、ライム、何をもしのいでしまうような、鮮やかなグリーン。
青々とした葉が風に揺らぎ、すき間から木漏れ日がキラキラと見え隠れしているような印象の石です。
宝石として宝飾品に加工されている場合でも、清々しくて爽やかで、くったくのない女性に似合いそう。
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和名のかんらん石はオリーブをさし、オリビン(olivine)とも呼ばれます。
鉄に起因したオリーブグリーンにオイリー光沢、複屈折率が高いのが特徴。
ダイヤモンドと同じく、高温高圧下の地下深部で成長します。
弱点は、柔らかく劈開性があり、衝撃に弱いところ。

古代では紅海のセント・ジョンズ島からトパーズとしてもたらされ、尊重されていました。
新旧時代とも親しまれているこの石は、夜の人工照明下ではボトルグリーンの煌めきを放ち、
イヴニング・エメラルドの異名を持ちます。
くったくのなさだけではなく、昼の顔と夜の顔を持つミステリアスな面も魅力です。

こちらは夏商品として制作した、ペリドットのさざれ石をシルク糸で結び留めした2連ネックレスです。
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パッと目を引くみずみずしいグリーンの石に、落ち着いたグレーの糸を合わせています。
片サイドにはポイントに水滴のようなタンブル型水晶を2粒。
ところどころ糸が見えるようにし、軽やかでしなやかな感じに仕上げています。
(同デザインで、茶系色のスモーキークォーツで制作したものは、現在販売中です。)
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また誕生石シリーズが月末のアップになってしまい、今月もあと2日を残すのみとなりましたが、
もう迎えられた方もこれからの方も、8月生まれの方、お誕生日おめでとうございます。
来月、9月の誕生石は「サファイア(青玉)」です。
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by laulaa | 2010-08-29 16:05 | 石のお話 | Trackback | Comments(0)

Ruby

【7月の誕生石】「ルビー(紅玉)」

熱情の炎と煌めきを閉じ込めた赤い宝石。
インクルージョンが微量で高価なものは、ダイヤモンドよりも価値が高いようです。
硬度もダイヤモンドの次に高く、宝石の王様といわれています。
サファイアと同じコランダムという種族の石で、
ごく微量のクロムが含まれることにより、赤くなったものがルビーです。
クロムの含有で、どんな光源下でも赤い輝きを放つのです。

上質のものが採れる産地はミャンマーで、最高級のものはピジョンブラッドと呼ばれる赤色。
血が苦手な私は、鳩の血なんて名前はちょっと恐いですが…。
純粋な赤の他、ピンクや紫がかった赤、オレンジがかった赤などありますが、
こういう色合いの方が可愛げがあるかもしれませんね。

よく似た宝石にスピネル(レッドカラー)があり、同じ場所から採れることもあって、
長年ルビーと間違えられていました。
歴史上の宝飾品でも、ルビーとされていたものが、じつはスピネルだったということがあります。
英国の戴冠式用王冠で、黒太子の大粒ルビーの話は有名です。

熱情の赤は火の気をともない、生命力を象徴しています。
不幸から身を守り、ステイタスを高めてくれるパワーがあるようです。

今手元にあるビーズ加工されたルビーは、ピンクがかった赤紫やボルドーという感じで、
不透明に近く、ぽってりとしています。
宝石質のものとは趣きが違いますが、これはこれで可愛いかなと思います。
秋色の印象なので、秋商品の一粒ネックレスなんかにしてみようかなと思っているところです。

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もう迎えられた方もこれからの方も、7月生まれの方、お誕生日おめでとうございます。
来月、8月の誕生石は「ペリドット(かんらん石)」です。
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by laulaa | 2010-07-23 13:12 | 石のお話 | Trackback | Comments(0)

pearl

【6月の誕生石】「真珠」

昔見た映画の中で、「長過ぎる忍耐は悲惨な結果を生む」という言葉がありましたが、
真珠に関しては、あてはまらないと思います。
もちろんそれは人(特に女性)に対しての内容ですが、
毋貝が真珠をつくりあげる間、我慢強く耐えているという表現をよく見かけるので、
この言葉を思い出しました。

貝は外から入り込んだ異物を、貝殻を作る器官で包み込みます。
そして体内の養分を使いながら、極々薄い膜を何層にも重ねていきます。
そうして長い年月をかけてできあがるのが真珠です。

古代ギリシャでは、女神ヴィーナスが誕生したときに、
体から滴り落ちる海水の雫の粒とされ、シンボルとなっていたり、
月の雫や光に例えられることが多いように、
女性らしさを高めて引き出すパワーがあるとされています。

確かに、ポピュラーな真円の白い真珠のネックレスは、
どんな女性をも可憐に変えてしまう不思議さと魅力があるような気がします。
ちなみに、まん丸の真珠は、御木本幸吉氏の養殖真珠の発明により普及したものです。
丸い核を入れて作られるので、丸い真珠ができあがります。
一方、天然のいびつな形のバロック(=一定ではない)真珠は、
多くの芸術作品にも使用され、見ていて飽きません。
遊び心があって、真円のものとはまったく感じが違います。

今回、本真珠は所有しておりませんので、淡水パールの画像をアップします。

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淡水パールは、河や湖に生息するイケチョウ貝やヒレイケチョウ貝から採れるものです。
養殖の際は、大半が無核で作られています。
いびつな形の面白さがあるのに、優しく上品なところが好きで、制作によく使用する素材です。
やはり身に付けると、女性らしい雰囲気がUPします。

出展時では常に何かしら淡水パールを使用した商品を置いていますので、
この機会に、お取り扱いの注意点を少し書こうと思います。
・有機質で酸に弱いので、食品・洗剤・薬品などで酸が含まれるものにはご注意ください。
・長時間水にさらされるのは好ましくありません。
・汗が付着した場合は、軽く拭いてください。
・硬度が低いので、保管の際などは衝撃や摩擦にお気をつけください。

もう迎えられた方もこれからの方も、6月生まれの方、お誕生日おめでとうございます。
来月、7月の誕生石は「ルビー(紅玉)」です。
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by laulaa | 2010-06-25 00:52 | 石のお話 | Trackback | Comments(2)

emerald

【5月の誕生石】「エメラルド(緑柱石)」

エメラルドといってぼんやり浮かんでくるのは、
四角いエメラルドカットにダイヤの取り巻きがある、クラシカルでゴージャスなリング。
お金持ちの年配マダムが持っていそうな…。
この宝石はイメージ通り?若くて人生経験の浅い人には影響力が大きくて不向きです。
様々な過去を乗り越えて地位を確立した、成熟した女性にこそ力を与えてくれるようです。
エジプトの女王クレオパトラは、鉱山を持つほどのお気に入りだったとか。
クレオパトラ鉱山はもう朽ちていて、現代の主な産地はコロンビアです。

長い年月を経た森の奥深くを想わせる風貌。
それはエメラルドの特徴でもある、生成する過程で取り込まれた、
多数のインクルージョン(内包物)や、ひびや傷によるもの。
内部に何も無いクリアな状態のものは皆無と言っていいようです。
ほとんどの場合、オイルや樹脂を含浸させて美しさをより引き出しています。
こういう甘く綺麗な部分だけじゃない、
傷を負った過程をも魅力に変えてしまうところが前述の由縁でしょう。

オズの魔法使いを初めて読んだときはエメラルドを知らなかったので、
ふぅ〜んとしか思っていませんでしたが、今考えると恐すぎです。
何故だか近年、歳取る度に心が弱くなっていく私は近寄らない方がよさそう。
もう少し先の未来では、エメラルドに翻弄されない強い心でいられるといいけれど…。

今は少しだけ小粒ビーズを所持しています。
何か作ってもいいのですが、質はともかくとして、なかなか入手の機会がないので、
まだしばらくはコレクションに持っておこうと思います。
(貧乏性なので、こんなのばっかりだったりして。。。)
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もう迎えられた方もこれからの方も、5月生まれの方、お誕生日おめでとうございます。
来月、6月の誕生石は「真珠」です。
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by laulaa | 2010-05-21 00:03 | 石のお話 | Trackback | Comments(0)

diamond

【4月の誕生石】「ダイヤモンド(金剛石)」

なんだか今月はバタバタしていて、最終日になってしまいましたが、
誕生石シリーズ、始めたからには継続しようと思います。

残念ながら持ち合わせがないため、今回画像のアップはなしです。
ダイヤモンドに関する基本的な内容と4Cについて少し綴ります。

高温高圧の地下深部でできたダイヤモンド。
マグマとともに急上昇し、地表近くの火山の爆発により、冷却固化し岩石になります。
炭素原子が三次元的に結合した、地球上で最も硬い鉱物で、
研磨するには同じダイヤモンドを使わなくてはなりません。
結晶面の並びや密度で方向によって硬さが違うので、その性質を利用してカットが進化してきました。
初期のテーブルカット、切り子面を多く施したローズカットなどを経て、
ラウンドブリリアントカットが誕生します。
持って生まれたたぐいまれなるファイア(閃光)や光沢、
光を取り入れて反射する輝きを、生かすも殺すもこのカットにかかっているのです。
虹色の光が煌めくのは、屈折率の高さによるものです。

ダイヤモンドのグレードは、4Cと言われる4つのCでランク付けされています。
「COLOR」
わずかに黄味がかっていたり、褐色がかっていたりするので、
どれだけ無色透明に近いかで、D〜Zにランク分けされます。
ピンクやブルー、イエロー、ブラウン、レッドやグリーンなどはファンシーカラーになります。
色は、希少性や人気による需要により価格が変動します。
「CLARITY」
透明度をはかる基準で、F(フローレス)・VVSI・VSI・SI・Iの大きく5段階、
さらに詳しく全11段階に分けられます。
インクルージョン(内包物)の大きさ・位置・数・色・性質・目立ちやすさと、
外部の傷の有無で、総合的に判断されます。
「CUT」
人の手によるカットは、その輝きに大きく影響するとても重要な要素です。
ラウンドブリリアントカットの考案者トルコフスキー氏が計算した、
理想的なプロポーションの数値を基準に判断されています。
フィニッシュという項目では、研磨の質やシンメトリー性に優れているかなども評価されます。
「CARAT」
宝石の重量をはかる単位です。
カラットはイナゴ豆からきた言葉で、1カラットは0.2g。
ただし、価格や価値はカラットに比例しません。
同質の1カラットと2カラットでは希少性が違うため、倍ではなくもっと高価になります。

私自身、あらためて勉強したことのおさらいになりましたが、
ダイヤモンドについては、もっと奥が深いので、この辺で…。

いつも御堂筋沿いにあるハリーウィンストンの前を通る度、
外からちらっとだけ見える内装の雰囲気がすごく興味をそそるので、入ってみたいと思うのですが、
しがない私が、しかも一人で入れるわけもなく、しょぼんです。
だいぶ前に一緒に通りがかった知人が、ルパンが盗みに入りそうって言ってました。
ホームページに店内画像が小さく載っているのですが、
イマジネーションを膨らませている方が楽しいかも?っと強がっておきます。
雑誌を見ているように楽しめる、タイポグラフィが際立ったホームページはお気に入りです。

個人的にはダイヤモンドを見ると、何故だか負のパワーを感じてしまいます。
色によって感じ方が異なりますが、綺麗というより冷たく近寄りがたいイメージ。
(ある意味、近寄りたくても近寄れなかったりしますが…。)
石が形成された過程や、より良い宝石の状態に仕立て上げられていった歴史のことを考えると、
価格以前に、未熟な自分が簡単に近寄れるものではないという気分になります。
強い波動を持っているみたいなので、石に呑み込まれてしまうかもしれません。
ですがいつか、じっくり向き合える機会があれば素敵だなぁと思います。

4月生まれの方、お誕生日おめでとうございました。
来月、5月の誕生石は「エメラルド(緑柱石)」です。
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by laulaa | 2010-04-30 21:58 | 石のお話 | Trackback | Comments(0)
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自作アクセサリーのご紹介や販売活動、日常の出来事や感じたことなどを、気ままに綴っています。


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